2011/11/20

パリで、サシャ・ギトリの生涯資料をコレクションしていた老収集家アンドレ・ベルナール氏が、この度その膨大な資料を競売にかけたそうである。戦後に対独協力者の烙印を押される根拠とされた『ジャンヌ・ダルクからフィリップ・ペタンまで』の直筆原稿とか、彼の書いたラブレターまであるそうだ。五回も結婚した色男の手紙はどんなものなのか。

一日ぐらい相米慎二映画のことだけを考える日があってもいいだろう、と東京フィルメックスへ。『台風クラブ』は三浦友和さんトーク。『お引越し』は田畑智子さんトーク。久々にスクリーンで観ると、あまりにいろんな発見があり過ぎてここでは書ききれないぐらい。産経新聞Hさんと、銀座七丁目「ライオン」で『東京上空いらっしゃいませ』の素晴らしさについて語らう。Hさんはここの常連らしく、無料のウェルカムグラスが! そして日比谷で飲んでいる「甦る相米慎二」首脳部に合流。