2011/10/18

映画メモ。『Underwater Love おんなの河童』@ポレポレ東中野クリストファー・ドイルを招いてなお、画調がいつもの濁ったピンク映画調なのが逆に感動的。後でパンフを立ち読みしたら、日本のピンク映画は要するに「ドグマ95」なんだと思って撮った、とあって爆笑した。ミュージカルのシーンに『かえるのうた』のラストのようなミラクル感はないが、大切な河童くんを失って全裸で沢に立ち尽くすお姉さんのショットは、ややミラクルな瞬間ではあった。あとは、ドイツ人が「河童」というものを誤解しないことを祈る。

明日は銀座の「21インコーポレーション」にて、18時から三木映画社作品を上映の後、「三木茂と三木映画社」についてトークをいたします。三木茂の映画人生は万華鏡のようです。よろしければぜひどうぞ。