2011/09/04

書き終わらない原稿を進めるためにやむなく職場へ。あと、映画パンフレット展がついに最終日なので様子見も兼ねて。展示室は、いつもこんなに盛況ならいいのに、という賑わいだ。パンフ展のために来たのに思いのほか常設展に長く足止めされてしまった、という雰囲気があって嬉しかったりする。閉館近く、門間貴志先生が来訪されていた。『007は二度死ぬ』のパンフの表紙はショーン・コネリーの首から上のアップで、そのすぐ脇に、銃を持った手が下から伸びている。しかし門間さんによると、もともとの写真にこの手はないそうで、つまり合成なのだそうだ。確かによーく見ると、手の伸び方が変だ。まあ誰かのジョークだろうが、一説にはユナイテッドの宣伝マンだった水野晴郎氏の手だとか。

今年のカナザワ映画祭のプログラムを見て爆笑。これだけ読んでると、フィルムセンターとは残虐映画専門保存施設だと思う人も出るんじゃないか…。