2011/07/05

今日も、パンフレット展にいらした来館者の方から、パンフご寄贈のお申し出をいただいた。展覧会がいわば資料保存キャンペーンの役割を果たし始めている。家の中が映画の本やパンフやチラシでごった返しているのは、気兼ねの必要がない単身の映画マニアばかりではない。映画の大好きな一家が長年暮らしているうちにそうなった例が結構あることを、今回の寄贈ラッシュは教えてくれる。

自分の席に戻って黙々とものを書いていたら、ボンジュール!とアロハ姿のジャン=フランソワ・ロジェさんが突然入ってこられた。この方の高位安定なテンションはいつも好ましい。ここ数年は毎年ニホンに来ているのではないか。しかし彼が話をする週末の「世界恐怖映画シンポジウム」は行けるかどうか。

仕事上の失策をようやく一つリカバー。良かれと思って始めたことでも、説明が悪いというだけでマイナスの方向へ走ってしまうこともある。とにかく一息ついた。