2011/07/01

ブログっぽい文体ってあるんだろうか? 取りあえず書いてみる。

今日で、ノンフィルム資料の担当になってから4年経った。最初は何をどうしたらいいのかまるで分からず途方に暮れていたが、今はこの仕事をどんどん前進させたい気分である。フィルムの収集保存に4年4か月、上映事業に6年3か月、そしてノンフィルム資料に4年。シネマテークの人間としてはそれなりに経験のバランスが取れてきたかも知れない。映画史のどこに触れていても何か役に立つことができ、自分も楽しめる、そういう自負も多少は持てるようになった。引き続き「楽しみ方」の次元でフィルム・アーカイブを考えたい。

昨日と今日、連続で相模原分館に用事があった。今日は、あるプロダクションから巨大な撮影装置を受け取った。部品として解体してもすごい分量である。もし新しい保存庫が竣工していなかったら泣く泣くお断りしていただろうと思うと、心が安らぐ。