ストライキに愛される

今日はフランス全土でゼネスト。1995年11月にパリへ出張した時も今や伝説とも呼ばれている大ストライキに直面したので、ストとはちょっと縁があるのかも知れない。スト突入24時間前にネット上で各路線の運行予測が出る、と聞いたのでそのデータを分析しつつ本日の移動方法を決めるというスリリングな経験をしたのだが、パリ市民にとってはもはや手慣れたことなのだろう。パリ市交通局の告知ではわりとはっきり「ストライキ」(GREVE)という語を使っていたが、国鉄では「社会運動」(MOUVEMENT SOCIAL)のため、と用語が違うのだった。

昨日からシネマテークではジョン・ランディス特集も始まった。ダニエル・ダリューとタネールとランディスを同時にやる感覚は…。ランディスといえば自分にはやはり『ブルース・ブラザーズ』なわけだが、こういう監督としっかり向かい合おうとするシネマテークのこだわりには特別なものを感じる。

今日からイタリア語の勉強を始めた。あと、来年度に開催予定の展覧会について少しずつ構想をまとめ始めた。明日はまたトリュフォー図書館へ行きます。