2013/08/16

日本経済新聞、日曜日の「美の美」欄で連載中の「あばんぎゃるど衣笠貞之助」。古賀重樹さんのフットワークで、若き日の芸術家の足跡が甦る。『狂った一頁』『十字路』は日本の自主映画の源流、という主張が新鮮。古書日月堂さんが入手された、衣笠に宛てたエイゼンシュテインの直筆手紙も取り上げられていて良かった。これまでフィルムセンター所蔵資料も大いに活かしていただいており、あさっての最終回も期待。