2012/05/06

昨日は、友だちと連れ立って練馬区美術館の「鹿島茂コレクション2 バルビエ×ラブルール」展へ。ここは初めてだが、ほとんど駅前美術館。便利。バルビエもラブルールも20世紀前半の挿絵画家だが、特にバルビエのけだるく人工楽園的な色彩感覚におなかいっぱい。小さな絵ばかりなのに一枚一枚じっくり見てしまう。文字の装飾も、よく考え抜かれているような、即興のような、微妙な筆遣いが面白い。印刷手法の名前がいくつか出てくるが、もう少し技術的な説明があると良かった。