2012/05/03

一箱古本市、本日の参加者は60箱という。「古書ほうろう」に割り当てられたのは私を含む8組。大雨ながら、屋内に場所を作っていただいて無事に終了。今回は自分の箱に本を並べてみて、今一つ「力」がないなと感じた。いい古書店の棚には「力」がある。売り上げが去年ほど伸びなかったのを、雨だけのせいにしてはいけない。前回はビギナーズ・ラックだったのだと思い知る。「力」のある箱作りが今後の課題。

実は、他の方々の箱を覗くのも楽しみだが、一人での参加だとなかなか外に出て行けない。今日は、お隣の「秘渡箱」さんで、飲んべえ詩人田村隆一の「ボトルの方へ」を手に入れたのが収穫。あと、これまたお隣の箱「ドーナッツブックス」さんが、映画チラシの収集家と知っていたく感じ入った。どうファイリングしているのか、とても気になる。

夜は、一箱古本市仲間「よみますよみます書房」氏と杯を傾ける。