2011/10/25

私は参加できなかったが、月曜日の「独立系映画事業者ネットワーク」で示された<デジタル化による日本における映画文化のミライについて>は衝撃的だ。2013年6月までにすべてのシネコンがデジタル化されるという流れを背景に、それに合わせて小規模上映施設にDCP上映(正式なDLP映写機を設置しなければならない)を導入することがいかに難しい選択であるかが具体的に分かった。そして、35mm映写という設備、というより、映画が映画そのものであるための《文化》をいかに維持するか。むしろ、フィルム上映を《文化》として再構築しなければならないだろう。