2011/09/01

午後から展示品の集荷行脚。夕方、群馬県立歴史博物館の方がご来訪、映画ポスター展のご案内をいただく。前橋市にお住まいだった映画看板画家大林春雄氏のポスター・コレクション約5,800枚が1999年に寄贈されているそうで、2006年の展覧会に続いて二度目とのこと。初耳だったのはやや恥ずかしかった。びっくりしたのは、格子状の縦線・横線が描かれた『伊豆の踊子』(山口百恵版)のポスター。映画看板の俳優の似顔が、ポスターを参考にして描かれているのは想像がつくが、具体的にこういう証拠品が出てくるのは感慨深いものだ。

ここ数か月、震災以降と言っていいのかどうかは分からないが、エスカレーターの右側を歩く人が激減しているように思う。気のせいだろうか。