2011/08/25

香川京子展のポスター、ただいま京王電鉄の新宿、渋谷、初台、明大前駅にてビシッと連貼り中! 九州国立博物館でも目撃報告あり。見た方はみんなノックダウンされちゃえばいいと思う。

夜、曙橋の山形ドキュメンタリー映画祭事務局で打ち合わせ。ビールを差し入れたつもりだったが、最終的にはビールに誘われてしまった。キューバ特集についていえば、初の黒人女性監督サラ・ゴメスの伝説的作品『ある方法で』(1974年)や今回の審査員でもあるフェルナンド・ペレスの初期短篇がついに観られるようだ。アニェス・ヴァルダやヨリス・イヴェンスクリス・マルケルといったヨーロッパの作家によるキューバの肖像、そしてサンチアゴアルバレス特集では「ラテンアメリカ・ニュース」プログラムまで! ニュース映画なしにあの超絶的なアルバレス流編集はない。担当の濱さんから、アメリカのキューバ映画研究者マイケル・チャナンから入手したというキューバのニュース映画全データリストを見せていただき、熱狂はエル・パオに達してしまった。何を言っているんだろう俺。

キューバ特集の話だけのはずだったが、全体のプログラム案も見せていただいて大興奮。ここ数回は縮小傾向と言われていたが、今年は大震災の反動ともいえる盛り上がりのため特集の数自体が増えていて、従ってどの会場もギリギリまで上映が詰め込まれている。審査員作品や「やまがたと映画」特集も見逃せないものが多く、同じ時間に必見のプログラムが複数入っていて悩まされることも多々ありそう。今年のヤマガタは間違いなく当たり年です。