2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2012/07/30

クリス・マルケル、91歳で死去。マルケルは、映画作家である以上に、20世紀後半人の精神の遺産だったという気がする。冥福を祈る。

2012/07/29

昨日の「こども映画館」。壇上のマイクが司会者から逃げ回る『開会の辞』に子どもたちが熱狂! 改めて思う、ノーマン・マクラレンは無敵。明治天皇百年祭で『明治天皇と日露大戦争』@明治神宮。仕事のため後半しか鑑賞できなかったが、やっぱり野外の35mm上…

2012/07/26

要するに、世界でいちばん元気なのはひいじいさんで、次に元気なのはじいさん、ということか。マノエル・ド・オリヴェイラ監督103歳。写真はシネマテーク・フランセーズのFBページより。

2012/07/23

土曜は、日本の色彩映画の導入についての研究発表@早稲田大学、そして渋谷での岩佐寿弥監督とのトークショー、で日曜は出勤して一日文章書き。で、今日は朝から某官庁でやや緊張感のある会議、そのあとホセ・ルイス・ゲリン映画祭『影の列車』に呆然として…

2012/07/20

これは桃太郎とキジではありません。展覧会「日活映画の100年 日本映画の100年」は8月14日より。宍戸錠さんのイラストや直筆ペン画も展示されます。当然ながら、初の18禁コーナーもあります。 そして明晩は、渋谷のアップリンクで岩佐寿弥監督とのトークもあ…

2012/07/16

「マクリヒロゲル、粟津潔の世界」展にもう一度行った。そう志したつもりはないのだが、野口久光・小笠原正勝・粟津潔の展覧会はどれも2回ずつ行ったことになる。粟津図案によるシルクスクリーンのTシャツをその場で刷らせていただいた。岩佐寿弥監督特集で…

2012/07/15

今日のツール・ド・フランス第14ステージ、誰かが山頂近くに画鋲をまいたらしく30人近くの選手のタイヤがパンク。最低だ。警備担当のフランス憲兵隊が犯人を捜索中。3回もパンクに見舞われたエヴァンスが痛々しくて見ていられない。

2012/07/10

映画メモ。『最強のふたり』(エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ)。首から下が不随になったインテリ大富豪と、彼を介護する羽目になったお調子者黒人青年の交流物語。まずアース・ウインド&ファイアで始まるフランス映画は意表。フランスで巨大ヒ…

2012/07/08

昨日の竹内さんトーク、補足。*『ランボー』のポスターの背景になっている夕焼けは、社員旅行の際に熱海後楽園ホテルの屋上から撮ったもの。 *『キングコング』では、ものすごい種類の宣材を作って空前の宣伝態勢を敷いた。甲子園球場では「キングコングう…

2012/07/07

ギャラリートークは、東宝東和の誇大宣伝に嬉々として騙された世代の皆さんで超満員。竹内さんのトークも快調、展示室はノリノリな空間となった。フィルムセンターが史上もっとも「映画秘宝」に近づいた瞬間だったかも知れない。東宝東和が勝手につけるカタ…

2012/07/06

伝説の映画宣伝マン、元東宝東和の竹内康治さんが語る! 映画より映画宣伝が輝いた時代!「ロードショーとスクリーン」展ギャラリートークは明日16時から。http://www.momat.go.jp/FC/GAIHAIKYO/index.html

2012/07/05

ツール・ド・フランス2012序盤戦総括。まだ平坦コースばかりなので大したことは言えないが、本命不在という下馬評とは別の意味で「カオス」が生じている。落車もやけに多く、有力選手のほとんどが「こんなはずではなかった」と考えているのではなかろうか。…

2012/07/02

新作『オロ』公開を記念して、特集「知られざる前衛作家・岩佐寿弥」が渋谷のアップリンクで開催されます。7月21日(土)夜の『ねじ式映画 私は女優?』の上映後には、私と岩佐監督のトークショーが行われます。ご都合のつく方は、ご一緒に虚構と現実のあわ…

2012/07/01

展覧会メモ。没後3年「マクリヒロゲル、粟津潔の世界」@ヒルサイド・フォーラム(代官山)。金沢21世紀美術館に移管の後、なお粟津家に残るポスター群を一挙に公開。なんと全作品露出展示。隙なし、気合い満点、迫力の壁がそそり立つ。2階に上がると原画も多…